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借金がある

質問  父が多額の借金を残して亡くなりました。
     親の借金は私が支払わなければならないのでしょうか?

相続においては、プラスの財産やマイナスの借金もすべて、引き継ぎます。

答え  借金を確実に背負うのが確実のとき

相続放棄

死亡したことを知った時から3か月以内に、 家庭裁判所に放棄の申述をすれば良いでしょう。
家庭裁判所に申述書を提出し受け付けられてから、正式に「受理」されるまでは、おおむね2、3週間かかります。 申述書が「受理」されると、申述をした人は「はじめから相続人ではなかった」とみなされ、遺産を受け取ることもないし、借金を引き継ぐこともなくなります。
するか否かは、1人1人が自分の意思で決めることができます。一人が放棄をしたら、全員がしないといけないというような制限はありません。

【放棄の申述に必要な書類】

   相続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所53 申述書

   相続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所54 相続人全員の戸籍謄本

   相続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所55 亡くなられた方の除籍(戸籍)謄本(出生から死亡した記載のあるものまですべて)

   相続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所56 故人の除住民票

申し立てが認められると、借金はすべて引き継がないですみます。
ですが、申し立てをすると、撤回をすることができません。あまりよく調べずに申し立てをしたら、あとから多額の預貯金が見つかった…そのような場合でも、申し立てた方はその預貯金を受け継ぐことはできません。
また、『プラスの財産だけをもらい、借金は引き継がない』という都合の良いことはできません。

答え  借金の額がわからない

限定承認

故人に遺産があるが借金がある恐れがあり借金の金額がわからないというような場合の方法です。
全員が、3か月以内に家庭裁判所に申し出ます。限定承認をしようとする場合は放棄とは違い、考慮期間内に全ての相続人が合意する必要があります。
限定承認を申し立てる理由としては、遺産を調べても総額がはっきりしない、借金の総額が解らない、放棄することが得なのか損なのか分からない、あるいは先祖代々受け継いでいる家宝を手放したくないなどが挙げられます。
限定承認をすると故人にマイナスの財産がある場合、プラスの財産よりマイナス分を差し引いたプラスの範囲内が取り分となります。

死亡したことを知ったときから、3か月過ぎてしまったら

3か月以上たつのを待ってから、悪質な金融業者が借金の請求をしてくるケースがあります。 このような場合にまで「3か月」という期限をつらぬくと、酷な結果になり、悪質な金融業者を増やすことになりかねません。 そこで、全く借金があることを知ることができない等の特別の事情があるときなどは、3か月以上たっていても裁判所が申述を受け入れてくれることがあります。 期限を過ぎていてもあきらめずに申し立てをしましょう。

3ヶ月の期間の延長

3ヶ月では十分な調査ができない、という場合には、「期間延長」を家庭裁判所に申し立て、1度の申請で放棄の申立期間を3ヶ月延長することができます。さらにもう一度、期間延長の申請をすることはできますが、その場合には相当な理由が必要となります。

生命保険は、相続放棄をしても受け取れます!

生命保険は、受取人を誰にするかという契約にあたるので、相続財産とは別扱いとなっています。 保険に加入されていた方が亡くなっても、生命保険の保険金は受取人の方が自動的に受け取ることになります。 そのため、たとえ生命保険の受取人に指定されている方が放棄をされたとしても、生命保険の保険金の受け取りに支障はありません。

遺言、相続、協議離婚、会社設立の京都,大阪,滋賀の専門家こんな場合どうする?



遺言、相続、協議離婚、会社設立の京都,大阪,滋賀の専門家よくある質問


質問 父が亡くなり、母と私と兄が相続人となりました。遺産分割協議をしたいのですが、兄が海外に行ったきり音信不通です。兄が見つからない限り、遺産分割協議はできないのでしょうか?
質問 亡父の生前に、長男は実家の土地と建物をもらっており、次男は何ももらっていません。その相続分に差を付けないと不公平ではないでしょうか?
質問 次男夫婦は亡父とと同居して家業を手伝いながら、亡父の財産形成を手伝ってきました。このような場合には、長男と次男に差を設けないといけないでしょうか?
質問 亡くなった夫の遺言では、愛人に全財産を相続させるというものでしたが、他の法定相続人(妻と長男と次男)は納得できません。この場合、この遺言のとおりに従うしかないのですか?
質問 息子と娘がいるのですが、現在娘と同居しており面倒を見てもらってます。娘に家を相続させるにはどうすればいいですか?
質問 死んだ夫の遺産はプラスの財産より負債が多いので、相続をしたくありません。そのようなことができますか?借金は相続しないで、プラスの財産を相続することはできますか?
質問 生命保険金は相続財産に含まれますか?
質問 夫が死亡しましたが、相続人となるのは誰ですか?
質問 現在は息子夫婦と一緒に住んでいます。息子の嫁には介護の世話をしてもらっており、息子の嫁にもある程度の財産を上げたいと思います。どうすればよいですか?
質問 死んだ夫には多額の借金があります。相続財産には借金も含まれますか?夫が保証人になっている場合、保証債務も相続されますか?
質問 相続財産はいつまでに手続きを行わなければいけないのですか?どのように分ければよいのですか?
質問 夫婦は子供がいないのですが、妻だけに財産を残す方法はありますか?
質問 2つの遺言書が出てきました。作成された時期は異なるようですが、どの遺言が有効なのでしょうか?
質問 父が亡くなり仏壇より遺言書とかかれた封筒が見つかりました。内容が気になるので、開封しても良いのでしょうか?
質問 父の死亡後、遺品を整理していたら遺言書が出てきました。この遺言書をどのように手続きを行えばよろしいですか?
質問 亡父の生前に、長男は実家の土地と建物をもらっており、次男は何ももらっていません。長男と次男に差を付けないと不公平ではないでしょうか?
質問 父が生前に公正証書遺言で別荘を次男に相続させる旨を書いていたのですが、父が生前に第三者に売っていました。どうすればよいですか?

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