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相続手続きをしないデメリット

相続手続き

相続手続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所77 放棄、限定承認の手続き

自己のために相続の開始を知ったときから3ヶ月以内

相続手続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所77 準確定申告

開始があったことを知った日の翌日から4ヶ月以内

相続手続なら京都のgsoj行政書士大島法務事務所77 相続税の申告

開始があったことを知った日の翌日から10ヶ月以内

上記の手続きは必ずやらなければいけない手続きではなく、必要に応じて行う手続きです。
また、財産(預貯金や不動産等)の名義変更等には手続きの期限がないので、上記の手続きをしなくてもいい人は、遺産の名義を被相続人のままにしている場合があります。
ところが手続きを放っておくと、いくつかのデメリットが発生することがあります。

デメリット1.借金を相続するかも…

遺産に多額の借金やローンがある場合、その対策として「放棄」や「限定承認」の手続きが有効です。
しかし「忙しい」「面倒」といった理由で手続きを何もせずにいると、次のような事態が考えられます。

  1. 故人が死亡してから忙しくて何も手続きをせずにいたら、半年ほどしたときに故人の借金の返済を迫られた
  2. 故人の財産は何もいらないので、その旨を他の人に伝えて放っておいたら、いきなり故人の借金の返済を迫られた

特に2.の場合は注意が必要です。
「何も財産を相続しない=借金を相続しなくていい」ではありません。私は何も遺産を相続してないから借金は関係ない、というのは法的にとおらないのです。
このような事態を防ぐためには、相続財産として何があるのか調査する、何も相続したくないのであれば期限内に放棄の手続きを行う、ということが重要です。

デメリット2.財産の処分が自由にできない

人が死亡すると、その人が所有していた財産は相続人全員の共有財産になります。
共有財産ということは、相続人が複数人いる場合、その中の一人が勝手に財産を処分することは認められず、財産を処分するときには全員の同意が必要になります。
ということは、いざ財産を処分したいときになって全員の同意が得られないと、次のようなことになる可能性があります。

  1. 故人名義の不動産を買いたい人が現れても、自分一人ではどうすることもできない
  2. 故人の預貯金を使いたいのに、口座を凍結されていて使えない

不動産や預貯金等の手続きには期限がなく、罰則もありません。
とはいえ、手続きを放っておいて、いざ何かあったときに遺産分けの話し合いを持ちかけたとすると、他の人はどう思うでしょうか?
今まで何もいってこなかったのに、急に遺産分けの話なんて何かあるのでは?
故人が死亡して何年も経っていて今まで困ったこともないのに、今更手続きなんて面倒だからしたくない
このように思う人もいるかもしれません。
また、当初は「いつでも判を押すから」と言っていたのに、いざ話をしに行くと「納得できない」と態度が変わることがあります。人の気持ちは、時間が経ったり状況が変わると変化してしまうものです。
手続きをスムーズに行うには、タイミングも重要な要素になります。できるだけ早い段階で落ち着いて話し合いを行い、まとまったときには早めに手続きを終わらせることが、お互いに納得できる遺産分割をするためのポイントです。

遺言、相続、協議離婚、会社設立の京都,大阪,滋賀の専門家こんな場合どうする?



遺言、相続、協議離婚、会社設立の京都,大阪,滋賀の専門家よくある質問


質問 父が亡くなり、母と私と兄が相続人となりました。遺産分割協議をしたいのですが、兄が海外に行ったきり音信不通です。兄が見つからない限り、遺産分割協議はできないのでしょうか?
質問 亡父の生前に、長男は実家の土地と建物をもらっており、次男は何ももらっていません。その相続分に差を付けないと不公平ではないでしょうか?
質問 次男夫婦は亡父とと同居して家業を手伝いながら、亡父の財産形成を手伝ってきました。このような場合には、長男と次男に差を設けないといけないでしょうか?
質問 亡くなった夫の遺言では、愛人に全財産を相続させるというものでしたが、他の法定相続人(妻と長男と次男)は納得できません。この場合、この遺言のとおりに従うしかないのですか?
質問 息子と娘がいるのですが、現在娘と同居しており面倒を見てもらってます。娘に家を相続させるにはどうすればいいですか?
質問 死んだ夫の遺産はプラスの財産より負債が多いので、相続をしたくありません。そのようなことができますか?借金は相続しないで、プラスの財産を相続することはできますか?
質問 生命保険金は相続財産に含まれますか?
質問 夫が死亡しましたが、相続人となるのは誰ですか?
質問 現在は息子夫婦と一緒に住んでいます。息子の嫁には介護の世話をしてもらっており、息子の嫁にもある程度の財産を上げたいと思います。どうすればよいですか?
質問 死んだ夫には多額の借金があります。相続財産には借金も含まれますか?夫が保証人になっている場合、保証債務も相続されますか?
質問 相続財産はいつまでに手続きを行わなければいけないのですか?どのように分ければよいのですか?
質問 夫婦は子供がいないのですが、妻だけに財産を残す方法はありますか?
質問 2つの遺言書が出てきました。作成された時期は異なるようですが、どの遺言が有効なのでしょうか?
質問 父が亡くなり仏壇より遺言書とかかれた封筒が見つかりました。内容が気になるので、開封しても良いのでしょうか?
質問 父の死亡後、遺品を整理していたら遺言書が出てきました。この遺言書をどのように手続きを行えばよろしいですか?
質問 亡父の生前に、長男は実家の土地と建物をもらっており、次男は何ももらっていません。長男と次男に差を付けないと不公平ではないでしょうか?
質問 父が生前に公正証書遺言で別荘を次男に相続させる旨を書いていたのですが、父が生前に第三者に売っていました。どうすればよいですか?

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